たとえば、髪型を変えた日に「なんか今日、気合い入ってない?」と笑われたり、ちょっとした言い間違いを何度もいじられたり。気になる彼からからかわれると、「構ってくれるのは嬉しいけど、これって好意なの?それとも軽く見られてる?」と、気持ちが行ったり来たりしますよね。
からかいだけでは、好意かどうかは決められません。気になるときは、からかいの中身や、そのあとの彼の態度、からかい以外の場面での関わり方を落ち着いて見てみましょう。そのうえで、楽しめるなら乗って返し、からかわれて嫌なときは、軽く、でもはっきり伝えてかまいません。「好きだからかも」と期待して我慢するより、自分が楽しめるかどうかを先に決めておくと、返し方を選びやすくなります。
からかってくる彼と関わるときのポイント
1. からかいだけで、好意と決めない
2. 中身・そのあとの態度・ほかの場面での関わり方を見てみる
3. 楽しいか、嫌かで返し方を選ぶ
からかわれたとき、どう返すかを、4ページの漫画にしました。
※この漫画はフィクションです。横にスワイプして読めます。
この記事では、からかいが好意と言い切れない理由、見ておきたいこと、からかいの中身とその後の態度で整理する表、楽しいとき・嫌なときの返し方をまとめました。
からかってくるのは脈あり?
からかってくることだけでは、脈ありとも脈なしとも決められません。
からかいについての研究をまとめた論文では、からかいを「相手に関わることを、遊びの調子でつつく働きかけ」と整理したうえで、からかいは親しさを深める結果にも、とげのある結果にもつながりうると述べています(Keltnerら, 2001)。同じからかいでも、その後の関係がよい方向へ向かうことも、そうでないこともある、ということです。
だからこそ、「からかわれた」という一点ではなく、その中身や、前後の彼の態度を合わせて見ていきましょう。
からかわれた場面を、何度も思い出してしまうことってありますよね。一つの場面で決めずに、少し引いて見てみましょう。
からかいを受け止めるときに見ておきたいこと
次の3つは、好意を判定する決まった基準ではありません。彼との関わり方を整理して、自分がどう返したいかを考えるための見方です。
- あなたにだけ向いているか:ほかの人にも同じようにからかっているか、周りへの接し方と比べてみましょう。
- からかったあとにフォローがあるか:言い過ぎたときに「ごめん、冗談だよ」と謝るか、からかった話題から別の話に広がるかを見てみます。
- からかい以外の場面での関わり方:前に話したことを覚えている、あなたの話に質問を返してくる、など、からかい以外のやり取りも思い出してみてください。
職場の先輩や上司など、立場が上の人からのからかいには、少し注意も必要です。先ほどの研究のまとめでは、立場が上の人や親しい人から始まるからかいは、回数が多く、とげのある内容になりやすいとも報告されています(Keltnerら, 2001)。好意かどうかを考える前に、気軽な冗談の範囲におさまっているか、あなたが嫌な思いをしていないかを確かめてください。
からかいの中身とその後の態度で整理する
からかいの中身と、そのあとの彼の態度を、次のように整理してみましょう。
| からかいの中身・その後の態度 | 見ておきたいこと | あなたができること |
|---|---|---|
| 軽い冗談で、あとでフォローや別の話題がある | 自分も一緒に笑えているか | 楽しめるなら乗って返し、からかい以外の話題も振ってみる |
| 自分の失敗談と一緒に、お互いに笑い合う | お互いに同じくらい冗談を言えているか | 同じ温度で返しながら、ふだんの話もしてみる |
| 見た目や失敗を何度も繰り返しからかう | 自分が気にしていることに触れられていないか | 嫌なら「それ、ちょっと気にしてるんだよね」と伝える |
| 人前で笑いものにして、フォローがない | 恥ずかしい思いやつらさが残っていないか | 好意かどうかに関係なく、やめてほしいと伝えてよい |
表は、説明のために想定した場面の例です。どれか一つに当てはまっても、それだけで彼の気持ちは決められません。あなたが「楽しい」と感じるか、「しんどい」と感じるかも、大切な判断材料です。
楽しいとき・嫌なときの返し方
からかいへの返し方は、あなたが楽しめているかどうかで選んでかまいません。
楽しめているときは、少しだけ乗って返してみましょう。
- 「気合い入ってない?」→「入ってますけど、何か?笑 〇〇さんこそ、今日のネクタイかわいいですね」
- 言い間違いをいじられた→「もう忘れてください!笑 〇〇さんだって、この前……」
やめてほしいときは、笑顔のままでも、はっきり線を引いて大丈夫です。
- 「その話、ちょっと気にしてるから、いじらないでもらえると嬉しいです」
- 二人のときに「みんなの前で言われるのは恥ずかしいから、やめてほしいな」
見た目や体のこと、人前で何度も笑いものにされることは、好意があるかどうかに関係なく、やめてほしいと伝えていいことです。
「嫌われたくないから我慢する」より、「これは嫌」と一度伝えてみるほうが、あなたも気持ちよく彼と話せるかもしれません。言い方は、やわらかくて大丈夫です。
関係を進めたいときの次の一歩
からかわれるのが楽しくて、彼ともう少し話してみたいなら、からかい以外の話題を自分から振ってみましょう。
たとえば、からかわれた流れで「そういえば、〇〇さんって休みの日は何してるんですか?」と聞いてみる。からかい合うだけでなく、お互いのことを話す時間も持てたらいいな、と思うなら、そんな一言から始めてみてください。
からかい以外の場面で、彼とどんなふうに話せているかにも目を向けてみてくださいね。
彼の態度をほかの行動と合わせて考えたいときは、男性の脈ありサインと確かめ方の記事も参考にしてください。他の男性と話しているときの反応が気になるならやきもちを焼く男性心理、職場での態度全体を見たいなら職場の男性が好きな女性に見せる態度の記事にまとめています。
まとめ:からかいの意味より、自分が楽しめるかを大切に
からかってくることだけで、脈ありとは決められません。からかいの中身や、そのあとの彼の態度、からかい以外の場面での関わり方を落ち着いて見てみましょう。
楽しめるなら乗って返し、嫌なら軽く、はっきり伝えて大丈夫です。あなたが気持ちよく話せる関係を、彼と一緒に作っていけるといいですね。




