メッセージのやり取りが続いて仲良くなってくると、「少し声を聞いて話してみたいな」「でも付き合う前に電話に誘ったら迷惑かな」「急にかけて沈黙になったらどうしよう」と迷ってしまうことがありますよね。
付き合う前でも、まずは「少し声で話せる?」と相手の希望と都合を聞いてみてください。相手が応じられるときに話し、難しいときは今回は見送る、という選び方をおすすめします。
突然かけるのは緊張しますよね。まずはメッセージで「少し話せる?」と聞いてみるだけでも十分ですよ。
事前に都合を聞く形にしておけば、相手にも「今なら話せる」「今日はちょっと難しい」と自分の予定に合わせて選ぶ余地が生まれます。最初から何時間も話すことを目指す必要はありません。
電話に誘うまでのドキドキを、4ページの漫画にしました。
※この漫画はフィクションです。横にスワイプして読めます。
この記事では、相手への配慮が伝わる事前の一言や、やり取りの段階に合わせた誘い方、沈黙が気になるときに選べる話題、そして気持ちよく電話を終えるための言葉をまとめました。自分の気持ちに合う伝え方を選んでみてくださいね。
付き合う前でも、都合を聞いて電話に誘っていい
付き合う前だからといって、電話を遠慮しすぎる必要はありません。ただし、突然着信を残すのではなく、事前にメッセージで「今夜少し話せる?」と都合を聞き、了承を得てからかける形をおすすめします。
いきなり電話がかかってくると、仕事中や移動中、あるいは家族や友人と過ごしているなど、すぐに出られない状況も考えられます。また、声で話す心の準備ができていないときに急に着信があると、どう対応すべきか戸惑ってしまう場合もあります。
事前にメッセージで一言聞いておけば、相手も自分のスケジュールや気分に合わせて返事ができます。誘うときは、次のようにシンプルに希望を伝えてみるのがおすすめです。この記事の例文や会話は、伝え方を考えるために作った架空の例です。
「この前の話、少し声で聞いてみたいな。今週のどこかで少し話せる時間ある?」
相手が今どう感じているか、電話を歓迎してくれるかが分からないときは、自分ひとりで推測して悩むよりも、素直に尋ねて確かめるのが自然な接し方です。
関係性の境界を尊重する助言を行っているアメリカの相談窓口love is respectでも、「相手がどう感じているか分からないときは、尋ねて確かめてよい」という姿勢が示されています(参照:love is respect「Respecting your partner's boundaries」)。電話に誘うときも、相手の都合やペースを勝手に決めつけず、希望を聞いて尊重する姿勢を大切にしましょう。
まずは「今、声で話してみたい」という自分の気持ちを整理し、相手に都合を尋ねるメッセージを送ってみるか、あるいは今回はメッセージを続けるかを選んでみましょう。
どう誘う?今のやり取りに合わせた言い方
電話への誘い方は、二人の今のやり取りや面識の有無に合わせて選ぶと自然です。「メッセージの続きを話したい」「直接会う前に一度声を聞いてみたい」「もともと面識がある」という3つの場面に合わせて、相手が断りやすい余地を残した言い方を選びましょう。
話してみたい気持ちと、難しければ断っても大丈夫という気持ち。その両方を言葉にしてみてくださいね。
| 場面 | 誘う一言の例 | 都合が合わないときの受け止め方 |
|---|---|---|
| メッセージが盛り上がっているとき | 「この話、文字だと長くなりそうだから少し電話で話さない?」 | 「了解!またメッセージでゆっくり話そうね」 |
| 会う前に話してみたいとき | 「会う前に少しだけ声でご挨拶できたら嬉しいな。短時間でも大丈夫?」 | 「了解!今回はメッセージで話そうね」 |
| もともと面識・用件があるとき | 「相談したいことがあって、少し電話できるタイミングある?」 | 「わかったよ。相談はまた今度にするね」 |
どの場面でも、自分がどのくらい話したいかを伝えたうえで、「都合が悪ければ気にしないで」と断る余地も添えてみましょう。
もし相手から「今は忙しい」「電話は少し苦手で」と返ってきたときは、重ねてお願いせず、「わかったよ」とあっさり受け止めましょう。返事が曖昧なときも、すぐにかけたり、繰り返しお願いしたりせず、今回は見送って構いません。
今の二人の関係に近い場面を表から見つけて、自分が送りやすい言葉に少し整えて伝えてみてくださいね。
何を話す?沈黙が気になるときの話題
電話で何を話せばいいか迷ったり沈黙が怖かったりするときは、「すでにメッセージで共有した話題」「お互いの最近の出来事」「次に会いたい場所や食べ物の話」の3つを候補にしてみましょう。
途中で間が空いても慌てなくて大丈夫です。一呼吸置いて、さっきの話の感想を伝えてみるのも自然ですよ。
沈黙を埋めようと質問を次々に用意するよりも、「一つの話題を出して、自分の感想を添え、相手の言葉を受け取る」というやり取りをゆっくり楽しむことを意識してみましょう。
たとえば、こんなやり取りです。
- あなた:「この前おすすめしてくれたカフェ、写真見てみたらすごく素敵だったよ」
- 相手:「本当?あそこ、デザートも美味しくて落ち着くんだよね」
- あなた:「そうなんだ!甘いもの好きだから気になっちゃって。今度一緒に行ってみたいな」
この例のように、相手の返答を受けて「そうなんだ」「楽しそうだね」と、自分の感想を一言添えてみてください。
もし途中で会話が途切れても、無理に新しい話題を探す必要はありません。自分の気持ちに合うなら「声が聞けて嬉しいな」と伝えたり、「今日も一日お疲れさま」と声をかけたりしてみてもいいですね。
話題を忘れそうで気になるなら、電話をかける前に、話してみたいことをメモ帳に書いておくのも一つの方法ですよ。
電話を終える・断るときも、自分の都合を伝えていい
電話を自分から切り上げたいときや、相手から電話に誘われて断りたいときも、我慢せずに自分の都合を素直に伝えて構いません。疲れているときや次の予定があるときに、無理をして長電話を続ける必要はありません。
切り出しにくいときは、理由を長く説明しようとせず、シンプルに伝えて感謝を一言添えてみてください。
- 自分から通話を終えたいとき
「明日朝早いから、そろそろ休むね。少しだけど声が聞けて嬉しかったよ」 - 今日は電話を断りたいとき
「誘ってくれてありがとう!今日はちょっとバタバタしていて電話が難しくて、ごめんね。また文字で連絡するね」 - 別の日なら話せる場合
「今日はもう寝る準備をしちゃっていて。明日か明後日の夜なら少し話せるけれど、どうかな?」
断るときに、必ず別の候補日を提示しなければならない決まりはありません。今は電話できる余裕がないときは、無理に約束を作らず丁寧にお断りするだけで十分です。
また、相手から「そろそろ切るね」と言われたときも、引き留めずに「話せて楽しかった、おやすみなさい」と気持ちよく送り出しましょう。
次の予定がある日は、話し始める前に「今日は寝る準備をするまでなら話せるよ」など、自分が終えたいタイミングを伝えておくのもおすすめです。
電話の長さで答えを出さず、次にどうしたいか考えよう
電話の時間が短かったからといって、「脈なしなのかな」「あまり盛り上がらなかったのかな」と落ち込む必要はありません。通話の長さや頻度で相手の本心を推し量るのではなく、自分が相手と話してみてどう感じたかを振り返ってみましょう。
通話時間の長さよりも、話してみて自分が心地よかったかどうかを一番に大切にしてくださいね。
電話が得意な人もいれば、長電話が苦手ですぐに用件を終えたい人もいます。仕事の疲れや生活リズムも人それぞれです。そのため、通話時間や回数の数字を二人の進展の基準にする必要はありません。
大切なのは、通話を終えたあとに自分自身の気持ちを確かめることです。
- 話していて楽しかったか、また話してみたいと思えたか
- 少し緊張したけれど、相手の話し方や雰囲気に安心できたか
- やっぱり文字でのやり取りのほうが自分には気が楽だと感じたか
もし「また話してみたいな」と思えたら、「昨日は少し話せて楽しかったよ」と短いお礼をメッセージで送ってみてもいいですね。自分がまた話したいと思うときに、相手の都合を改めて聞いてみましょう。
反対に「少し疲れてしまったな」「まだ電話は早かったかもしれない」と感じたなら、無理に電話を続けようとせず、メッセージでのやり取りを中心に戻して大丈夫です。自分の心地よいペースを大切にしながら、無理のない関わり方を選んでいってくださいね。




